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半人前 メンタルヘルスに関わることや障害者福祉周辺に興味があります

無職脱出、ピアサポート、きょうだい 今より良くなってる自分は誰かの通った道の上にいる

初めてお題で投稿しました。これからはブログの更新ペースも上げたいですね。

 

現状:親元で暮らしながら病気の寛解を目指す


私は現在30歳で、双極性感情障害の診断が出ており、特定の職につかず日雇い派遣をして親元で暮らしている。地方の国立大学を出て、そのまま大学院へ進んだところ半年で挫折し、休学ののち退学。その後、障害者の日中活動を支援する福祉施設で働き、ほぼ1年で退職。

福祉施設で働くという選択肢は、大学の頃の専攻とかけ離れていたが、それでもそれを選んだのは、弟が知的障害を抱えているからだ。私のように、障害や難病を抱えた兄弟姉妹がいる人間のことを「きょうだい」という。


私の境遇をまとめると、

 

  • 定職に就いていないがいつかは働きたいと思っている
  • 精神病を患っている
  • きょうだい


の3つになる。


将来やりたいこと:同じ境遇の人たちを支えて助ける


私は今の現状を変えて、同じ境遇の人たちを支えて助けたいと思っている。私と似たような状況で困っている人たちから、参考を求められた場合には何かアドバイスできるような人間になっていたい。

注意したいのは、「助けてあげる」わけではないということだ。こういう言い方が適切かわからないが、人は「助けてもらって助かる」のではなく、「自分の力で自分から助かる」のだ。これは本やフィクションからの受け売りだけではなく、自分の体感からもそう思う。


3つの境遇のうち、一番気になっているのがきょうだいである。「きょうだい」というものを自分の生育歴や人生の上手く行かなかった部分の犯人にしてしまうのは楽だが、それだけでもすべて解決とはいかない、それでも「きょうだい」としてのデメリットを飲み込んで、同じきょうだいさんに何かを還元したい気持ちが強くある。

 

そこに向けて今努力していること:資格を取得し、ボランティア活動や準備をしている


ここまでで述べたやりたいことのために、とりあえずは定職に就きたい。精神病の人やきょうだいやその兄弟姉妹の障害者のサポートを考えると、福祉職をもう一度目指そうということになる。

仕事に役立てるために、社会福祉士の国家試験の受験資格を取得し、試験を受け、資格を取得する。今は国試の合格発表待ちだ。もちろん、精神保健福祉士の資格も目指す。

私の精神病の程度では精神保健福祉手帳を取るほどではないが、精神障害者の人たちに対してピアサポートとなるようなことをしていきたい。


仕事をしようという心境になるまで自分がステップアップできたのは、友人とその友人から紹介されたボランティアが居場所なったおかげだった。精神の病の有無を問わず、仕事への一歩を踏み出したくても踏み出せない人間のために、居場所づくりになるようなボランティア活動を展開していきたい。

現在は環境保護のボランティア/市民活動に月に1回の頻度で参加している。これはボランティア団体での活動なのだが、これ以外にも個人で福祉ボランティアをしようと考えている。これは今後の仕事にもつながるだろうし、ボランティアでしか得られない交流もあると思う。


きょうだいに関しては、きょうだいの人たちとの交流や「きょうだい」の知名度が向上することを目指したい。きょうだいに関する集まりや講演はすでに多くあり、まず自分がそこへ属することが最初の一歩だろう。

まずきょうだいとしての自分自身に向き合うために、自分を見つめ直したい。役に立つかはわからないが自分の場合はどのようだったかを周囲に伝え、共感を得られないかと思っている。具体的に言えば個人出版の本、同人誌を書きたい。

 

おわりに


私の未来予想図は、今より少し良い自分になって、その状態が誰にでもなりうる状態だということを示し、現在生きることに前向きになれていないような、少し前の自分のような人たちに、死なないでいれば良い状態になりうることを伝えられるようになるというものである。

何でもできるとは言えないが、何かはできるはずだと思いたい。特に死を考えてしまうほど追い詰められている人に対しては。

 

 

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